良かったもの2023

良かったものを年末にまとめる回、2023年版。

上の方が生活用品系で、下の方がPC周辺機器などのガジェット系。

ラブリコと扇風機

脱衣所に大きな扇風機を設置できたおかげで、年中入浴後に快適に過ごせて、お風呂に入るのも楽しかった。入浴は健康に生活を送る上で重要な習慣だと感じているので、今年はそこの快適度を上げる努力をできたのが良かった。ラブリコは、賃貸物件でも問題無く設置できるし、最終的な処分も難しくはないし、自分で自分の環境を良くするDIYの楽しみがあるので、良いものだと思う。羽が大きい扇風機はいいぞ。

脱衣所に壁掛け扇風機』という記事でも触れた。

あっちこっちふきん

12年ほど食器用に使っているふきん。めちゃくちゃ吸水力があるので、食器を拭くのに最高。高いだけの価値がある。欠点はやはり価格。4年に1度程度の頻度で買い替えている。

今年は食器を洗う運用について見直していた。洗い物かごの導入や、シンクに置ける食器乾燥用のネットなど、色々な方式を試したのだけど、結局「あっちこっちふきんを1枚広げて置き、洗った食器をそこに重ねていき、最後に2枚目のあっちこっちふきんで拭いて、予め定められた保管場所に食器を片付ける。ふきんは洗濯乾燥機で洗う」という運用に落ち着いた。

とって付きのごみ袋

しばるときにとにかく便利。とって付き以外考えられない。10年前の自分に教えてやりてえよ、ごみ袋にとって付きのやつがあるって。あと、スリムなダンボールのケースに入ってるのもなかなか使いやすい。

ジップロックコンテナ 正方形 1100ml

もう10年ぐらい使ってるんだけど、一度開封したものは基本的になんでもかんでもこれに入れて保管している。そして今年もまた買い足した。結果的に家に合計20個ぐらいある気がする。プロテイン、輪切り唐辛子、お惣菜、お菓子などなど。最悪忘れてて中身が腐ってたらコンテナごと捨てても良い。誰もお前を責めない。洗うときは食洗機にぶち込むだけで良いのでお手軽。食品以外だと、機器の組み立て中に出てくるネジや細かい部品なんかを入れておくという別のユースケースもある。

ジップロックフリーザーパック M

これもコンテナと同様の用途で、あると便利。ホットクックで低温調理をするときとかにも使えるし、道具の整理をするときとかにも使える。どちらかと言うと使い捨てるユースケースが多めではある。こういうのは勿体ぶらずにガンガン使っていく方が良いと思う。

余った部品の整理

部品の整理にもおすすめ。何の部品だったか後から分からなくなるので、気が向いたらマジックで名前や日付を書いたり書かなかったりしている。丁寧に整理しているようでいて、この袋を大量にぶち込んでおくためのでかいダンボール箱があって、そこに放り込む行為を整理だと思っている。

ストレスレストーキョー

エコーネス社のリクライニングチェア、ストレスレストーキョー。去年の良かったものにも入ってたけど、今年も1年間使い続けてとても良かったので、今年も入れた。良かったものについては、何度でも良かったと言っていきたいですね。

ストレスレストーキョーのリクライニングチェア』や『ストレスレストーキョーで作業』という記事でも触れた。

Nanoleaf Lines

壁に貼る面白間接照明。今年も光り続けた。たまにYouTubeで配信するし、海外のYouTuberが付けてるやつを付けてみるか、と面白全部で取り付けてみたら意外と良かった。暗い部屋でぼんやり光ってるのを見ていると、なんとなく楽しい気持ちになる。以前に『Nanoleafを付けると楽しい』という記事でも紹介した。

AirPods Pro

今年もAirPods Proを使い倒した。仕事中ほぼ常時付けていたと思う。何か相談したいときに気軽に通話に入れていいね。付けっぱなしでインターホンに対応すると、訪問勧誘を「通話中なんですみません」とやんわりと断れることが分かった。

自分の場合は長時間付けていても全く気にならない。他のイヤホンだと長時間付けていると痛くなることもあるし、知人でAirPods Proを長時間付けるのは厳しいと言う人も知っているので、偶然自分に上手く適合しているのだと思う。とはいえ、比較的適合しやすい方のイヤホンではあると思う。一度付けているのを忘れてシャワーを浴びた事があるけど、壊れなくて良かった。

この手のノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホン、長時間の作業のために付けるのであれば、現代の充電容量を考えると基本的には2個持つのが良いと思う。という内容を『AirPods Pro 2台持ち』という記事でも触れた。

Anker 633

Ankerのスマホ用充電スタンド。寝室で使っている。

「充電忘れてたので電池切れかけだけど、これから出かけないといけない!」というときに、モバイルバッテリーとして上部分を持っていけるので、何度か助けられた。充電開始時にスタンド下部がぼんやりと光るので、夜中にベッドから手探りでスマホを置いたときも、上手く充電が始まったかどうかしっかり分かるのが良い。こういう製品って設置場所によってケーブルの長さを調整したい場合も出てくるので、ケーブル部分が根本からリケーブル可能なのもわりと嬉しい。

SESAMEのスマートロック

3,980円でスマートロックを導入できる最高の製品。追加で指紋認証やNFC認証なんかも付けられる。もはや言うことなし。

スマートロックの『SESAME 5』と『SESAME Touch Pro』が良い』という記事でも触れた。

象印の加湿器

象印の加湿器は単純な構造で最強。今年も愛用している。ただのポットなのでとにかく手入れが楽。適当に購入したクエン酸と水をざっと入れて洗浄モードを開始するだけですぐに綺麗になるのだけど、正直面倒なので、別に手入れが面倒ならそんなことはしなくても良い。その状態で2年ほど使うと底にカルキの塊みたいなものが溜まってくるのだけれど、正直底面がサンゴ礁みたいになるまで使い潰した上で買い替えるのも良いかなと思っている。

ホットクック

今年も沢山使った。正直自炊にそこまで興味がないときに購入したので、あんまり使いこなせる気がしないし…と思ってたのだけど、むしろ料理にそんなに興味がないけど健康は損ねたくないという、若干雑寄りな人間向きの装置だと思っている。例えるならそう、ゲームに出てくる錬金釜みたいなやつですね。素材を入れたら完成品が出てくる。

自分の最近の使い方としては、ホットクックでは凝った料理は全くせず、カット済み野菜とカット済み肉と調味料を入れてボタンを押すだけ、という使い方をしている。Amazonフレッシュとかと組み合わせると最高で、注文すればカット済みカレー用野菜 + カット済み鶏肉 + カレールーがものの数時間で家に届くので、あとはそれをホットクックにぶち込んでボタンを押すだけでカレーが出てくる。今の季節は鍋用野菜セットとかも売ってたりするので、鍋も簡単。冷凍のカット済み具材をある程度蓄えておいて、気が向いたら釜にガラガラと注ぎ込んでドン、というのが最高に楽。

保温機能もなかなか良くて、食べたいときにいつでも食べられるものがキッチンにある、という幸せな状態を維持できる。

プロテイン

朝起きたらとりあえずプロテインを飲んでいる。

気分が乗ったらその後に10分ぐらい使って筋トレ、乗らなかったらスキップ、その後シャワーして朝ごはん食べて作業、というのがいつもの朝の流れ。たべものの消化には体力を使うので、寝起きからいきなり体力を使いたくない。しかし健康のために栄養補給はしたい…というジレンマを解決するために、プロテインを飲んでいる。筋肉を増やしてえという気持ちはあまり無く、健康を維持したいという気持ちで飲んでいる。

最近のプロテインって普通においしいんですよね。自分は水で飲むのはまずいと思ってて、無調整豆乳で割って飲んでる。初めてプロテイン飲む人は、水で割ってあんまりおいしくないなと感じたら一回試してほしい。

今年最終的に常用したのは、バルクスポーツってブランドのビッグホエイっていうやつのアーモンドチョコレート味と、REYSってブランドのミックスベリー風味のやつ。個人的にはビッグホエイが一番好きだけど、味変としてたまに違う味のが飲みたくなったらREYSのやつを飲んでいる。無調整豆乳で割る場合、ビッグホエイの方は冷たいココアっぽい感じで、REYSの方はちょっとお菓子っぽいクリーミーなシェイクという感じ。

Acronym x Nike ACG Alpine Jacket

今年一番重宝した服。まあもう数年間着続けてるんだけど。秋冬の寒さを凌ぐために使っている。これ着てると都内程度の気温であれば冬場でも全く寒さを感じなくて快適。

趣味要素が強いので、これ系の記事で服飾関係のものにこれまで一切触れてこなかった。しかしあえて1点だけ挙げるなら、この服を挙げたい……のだけど、もはや現在では入手困難なので、説明するにもリンクが無くて困った。という訳で、代わりにこれを紹介してる動画へのリンクを貼っておく。ここまで書いてて思ったけど、本当に一番重宝してるのはユニクロの肌着類かもしれない。

Acronymという、面白高級テックウェア製造ブランドがあって、普段めっちゃ高い服をつくってるんだけど、そこが2017年頃にNikeとコラボしたときに4万円ぐらいの製品を出してくれたので、それを手に入れたという形。今だとメルカリとかヤフオクとかで偽物に気を付けながらがんばって手に入れるような形になりそう。

別にこの製品じゃなくても良いんだけど、GORE-TEXが使われた製品で撥水や透湿の性能が良く、痩せ型な自分の体型でも袖先や裾の絞り具合をしっかり調整できて、フロントジップで上下しっかり閉じられて、不要なときにフードを取り外せて、胸周りにスマホ等をすぐに入れられるポケットがあって、ジップ周りもしっかりテープで防水されていて……という要件を満たそうと思うと、かなり選択肢が絞られてしまう。見た目や細かい意匠の話を抜きにすると、現代だとArc'teryxの製品が有望株だと思う。勿論、お金に糸目をつけない感じであればAcronymの製品を買うのも良いと思う。

Lian LiのPCケース

今年半ばに自作PCへの関心が高まり、いま使っているものを新調したい気持ちだったのだけど、性能的には今使っているものでまだ十分・今は時期が悪いという状態だった。そこで代わりに、PCケースやケースファンを買い替えて気分を変えてみた。普段自分のPCや友達のPCをNZXTのケースで組むことが多かったけど、Lian LiのPCケースはそれらに比べると若干割高め、品質が高め、互換性のある部品が非常に多め、という印象を受けた。

PCケースとファンを換装』という記事でも触れた。

一度金属配管の本格水冷をやってみたい気持ちがあるので、来年始あたりに挑戦してみようと考えている。素人の配管で水没する可能性があるので、この画像が遺影になるかも。

LGの有機EL曲面モニター

今年はメインのPCモニターを44.5型・240Hz・有機EL・曲面・ウルトラワイドなLGの面白巨大モニターに変えてみた。毎日仕事で使うもので結構不安があったものの、これは結果的に正解だった。まあ一番活躍してくれたのは、毎日固定でFF14の高難易度コンテンツで遊んでたときかも。

ここ2年間ほどLGの有機ELのテレビを利用していて、有機ELってこんなに発色綺麗なんだと驚いていたので、それが購入のきっかけになった。上の画像の2枚の内、下側のやつがこれ。上側のやつはかなり一般的な部類の曲面モニターだけど、それと比べると曲率や視野角等が大きく異なっていることが分かる。なかなか癖があるけど、用途がハマる人には良いモニターだと思っている。

この記事を見る人の中にはプログラミングをする人が一定数居ると思うので、「このモニターはプログラミング用途だとどうなの?」という疑問に答えておくと、「まあまあ良い」と思う。曲率が高いのは結構良いところ。文字って基本左側からはじまるので、ウルトラワイドモニターの画面左側に置いたウィンドウの左端から始まる文字って、普通かなり読みにくいと思うんだけど、このモニターだとその問題で困ったことがないので、そこは非常に良い点。そこを抜きにすると、目の疲れやすさは別に有機ELだろうがIPSだろうが特に変化を感じていない。欠点を挙げておくと、有機ELモニターは比較的画面焼けするほうなので、細かい点だけどこれを厭う人が多いかも。

Pulsar Xlite V2

Escape from Tarkovという過酷なFPSゲームをやっており、主にこれを遊びやすくする目的で友達に聞いて軽めのマウスに買い替えた。これがとても良かった。あまりにも軽い。「別にいまのマウスの重量でも普通に使えてるし問題ないんだけど?」と最初は思っていたものの、軽いマウスを数日使ってみると完全に別の体験で、元のマウスには戻れなくなってしまった。ゲーム用途で購入したんだけど、結局仕事でも重宝している。

この機会にマウスの持ち方を矯正してみて、これも結果的に良かった。以前より筋肉を使いやすく、かつ疲れない持ち方になったと思う。

Grovemade デスクマット

Grovemadeという、デスク周りの高品質な製品を扱っている海外のブランドによる、メリノウール製のデスクマット。主に掃除をするときとか、書き物をするときとか、無精してデスクで何か食べるときなんかに、キーボードとマウスを一気にデスクの奥側まで寄せたくなるときがある。こういうときに、デスクマットがあるとさっと動かせて便利。そこそこ分厚く柔らかいので、簡易的なパームレストとして手首の負担も軽減してくれる。

なお、Grovemadeの製品は海外からの輸入ということもあり結構お高い値段がする。日本製の似た製品では、橋本義肢製作株式会社がつくっているデスクマットもなかなか良い感じです。

JOTOのケーブルスリーブ

本腰を入れて配線整理をしたら、落ち着いて作業できるようになり、掃除もしやすくなったので、結果的に非常に良くなった。配線整理とか正直自己満足レベルでしょと思ってたのが、実際にやってみるとモニターが動かしやすくなったり、掃除の手間が色々と省けたり、無駄なものが見直せたりと、なかなか収穫があった。JOTOのケーブルスリーブは質感がほどほどに良く、値段や長さの点でもケーブルスリーブ界の中では安心して使える製品である。この辺りの話は『デスク配線記』にも書いた。

リンク

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