PCケースとファンを換装

自宅で使っているメインPCのケースとファンを換装した。

換装前

換装前は、NZXT社のH510 Eliteというケースを使っていた。元々の構成については自作PC2021という記事で紹介している。将来的に本格水冷化して遊んでみたい気持ちがあり、まずはケースとファンだけ換装してみることにした。

換装後

換装後のケースは、LIAN LI社のO11 Dynamic EVOという製品。他にiBUYPOWER社のHYTE Y60やNZXT社のH9 Flowを検討したものの、今回選んだ製品はケース側面の大きさに余裕があり、互換性のある製品が多く、利用事例も豊富ということで、最終的にこれにした。

ケースの換装のついでに、一部のファンもLIAN LI社のSL INFINITY 120 に換装した。このファンは隣接するファン同士を配線無しで接続でき、ファンから出る配線も回転数制御と照明制御が1本にまとめられており、配線口の方向も調整できて物理的に干渉しづらく、付属のファンコントローラーで4グループのファン達を束ねられるなど、使い勝手が良くて好印象。

ケースに付いているカバー類を外し、マザーボードやファンを取り付け、適当に配線を済ませ、残った部品を取り付けると作業完了。今回はNZXT社のZ63という簡易水冷を引き続き利用したのだけど、Z63自体が回転数制御と照明制御用の配線のハブ機能を持っているため、ラジエーターに取り付けているNZXTのファンの配線をここに束ねられ、ファンコントローラーを別途用意する必要がなかったのが良かった。

近いうちに簡易水冷部分を組み直すことになるので、配線はあまり頑張らず、背面の配線用空間に押し込む形に。前回組んだときにUSBの配線が面倒だった記憶があり、今回はいつの間にか手に入れていたNZXT社のInternal USB Hubを利用することに。フロントパネル、ファンコントローラー、簡易水冷、電源の合計4つのUSB接続をケース背面で1つにまとめられた。

道具

今回役に立った道具シリーズ。

VESSEL社の電ドラボールプラス。PCケースはネジ留めする部品が非常に多く、いちいち手で回してたら日が暮れるので、これのおかげでかなり捗った。ビットの径は、自作PCだと標準添付の +2 のやつだけで大体事足りる。M.2 SSD等でたまに小さいネジが使われるので +1 もあると安心。何となく収納ケースも合わせて買ってみたら、チャックの留め具が可愛くて良かった。

掃除用にナカバヤシ社のエアダスター。水冷用のラジエーターやファンなど、旧PCケースから引き継いだ部品の細かい埃を吹き飛ばすのに役に立った。容量やノズル切替の機構など、必要十分な機能で良かった。

ジップロック フリーザーバッグはネジや細かい部品類を細かく仕分けて保管しておく用。ネジやらケーブルやら色々詰め込みがち。何から発生した部品かを記載しておくと後々記憶を失った頃に便利。あとジップロックコンテナも、一時的に発生するネジ入れとして役に立った。どっちも普段は料理に使ってるやつ。