Nanoleafを付けると楽しい

なぜなら、壁が光ると楽しいから。

Nanoleaf Linesと作業机

5月1日から、作業の様子を配信する活動を続けている。その取り組みの一環として、毎日少しずつ作業環境を良くしていこうと試行錯誤している。配線を束ねて整理するとか、画面を綺麗に拭くとか、壁に時計を掛けてみるとか、そういう小さなことでも構わない。昨日より少しでも良くしていくことが大切だと思っている。1日1%なら1年後には37倍良くなる。

今回は壁面をもう少し良くしようと思い、Nanoleaf Linesという壁に貼る照明を設置してみた。Nanoleafはカナダ発の消費者向けスマート照明機器メーカーで、「海外の配信者がよく壁に付けてる六角形の光るパネル」を売っているやつら。Nanoleaf Linesは2021年末頃に出た新作で、写真のように棒状の照明を好きな形状に組み合わせ、節点を両面テープで壁に貼り付ける仕組みになっている。給電は有線、操作は無線で、iOSやAndroidやPC用の出来の良いアプリが提供されている。

化粧箱

ウェブサイトや化粧箱の説明もしっかり日本語にローカライズされている。スターターキットの箱に “スマーターキット” と印字されている可愛い翻訳を見つけてしまったが、これは……スマーターキットで良いのか……?

しかし日本展開にはかなり力を入れている印象で、Twitterの@NanoleafJPもあるし、Instagramの@nanoleafjpもあるし、更にRoomClipのNanoleafJapanもある。日本に実店舗があればもっと流行ると思うので、代理店でも良いのでどこかに来てほしい。

形状を考え中

スターターキットには9本の棒が入っているので、どういう形状にするか決めていく。これが一番楽しいところでもあり、難しいところでもある。こういうときはその道のプロを参考にすべきで、InstagramにNanoleafさんの公式アカウントがあるので、この作例を見ながら考えてみるのがおすすめ。設置場所の大きさを考えると、横幅をこれぐらいに収めたいとか、高さをこれぐらいにしたいみたいな条件があると思うので、大きさを基準に合うやつを考えていくのも良いと思う。

自分の場合、横に広い形状のものが良く、拡がって繋がっていくような雰囲気で、少し崩したような、しかしよく見ると均衡が取れている感じにしたかったので、こういう形状にしてみた。3本入りの拡張パックが売られており、どんどん大きくしていけるので、徐々に部屋中の壁が侵食されていきたい……

ペアリングが上手くいかず途方に暮れている様子

設置は簡単で、部品をパチパチはめて両面テープで壁にドン、電源ケーブル挿して点灯、iPhoneにアプリを入れて製品に近付けると勝手に認識して設定完了。実際やってみるとかなり簡単だったので、特に困ることは無いだろう。

……というのは嘘で、配信しながら組み立てをしていたのだけど、iPhoneとのペアリングが上手くいかず、10分ぐらいまばゆい光の中で途方に暮れてしまった……。本体の電源抜き差しやリセットなどを試して、最終的にはiPhoneを再起動したら解決した。やはり再起動はすべてを癒やす……

設置した様子

設置したあとは光らせ方の設定。アプリから提供されている膨大なパターンの中から好きなものを選んだり、Razerのアプリと連携させてパターンを同調させたりできる。うちはマウスパッドがRazerのやつなので、マウスパッドと光らせ方を同期させたりできる。これはRazerのアプリ主導でパターンを決めるのだけど、再生中の音楽と同期して光らせる機能があって楽しい。

個人的に面白いなと思ったのが、環境音に反応する機能。本体にマイクが組み込まれていて、発話したりその場で音楽を鳴らしたりすると、それに反応して光ってくれる。配信中に会話しながら部屋を映していると、話すのに合わせて照明が光ってたのしい。しかもこの音に反応するやつのパターンも豊富に用意されている。他にも、PCで映している画面の色と同期したり、部屋の明るさに合わせて輝度を自動的に調整したりと、機能は盛りだくさん。

暗い部屋もかわいくなる

以上、Nanoleaf Linesの様子を紹介しました。壁が光ると楽しいね。