デスク配線記

作業机の配線の記録をまとめておきます。

現在の様子

2020

2020年は牧歌的な時代で、子供の頃から使っていた机の上に、必要な機器を乱雑に並べていました。当時はゲームの録画や配信をはじめた頃だったので、それ以前と比べると、キャプチャーボードやオーディオインターフェースが増えていっていました。

乱雑に積まれた機器達

2021

2021年には作業机を買い替えたり、はじめて自作PCを組んだりしました。この辺りでようやく、配線に真面目に向き合い始めました。この年には、天板下にクランプで取り付けられる、サンワサプライのケーブルトレーを導入しました。

電源ケーブルはカーペット下を通している
あらゆる機器が詰め込まれたケーブルトレー
電源タップはマグネットシートで設置
PC裏にはゲーム機

2022

引越しを済ませ、生活が落ち着いてきた頃合いで、半年間、朝6時から12時まで毎日作業配信をやってみました。これにより、マイクやカメラなどの機材が配線に加わりました。

バチバチに光らせて配信ソフトで遊んでいる

毎日配信で自分の作業机の様子を映していると、流石に散らかっている部分が気になってきました。そこで夏頃、重い腰を上げ、机の位置を変えたり壁面照明を追加したり、机の位置を変更したりと、見栄えが良くなるよう試行錯誤を進めてみました。

いい感じに撮ったやつ 1
いい感じに撮ったやつ 2

この頃からオットマンを利用して脚を伸ばすようにしたことで、天板下のケーブルトレーが邪魔になることに気付きました。そこでケーブルトレーは廃止して、代わりにケーブルボックスを導入することにしました。PCの隣に配置して、あらゆる機器をここにぶち込んでいきます。

やけに凝った配線図

2023

これまでの配置は見栄えを優先するあまり、利便性や保守性に欠ける部分がありました。そこで、改めて配線を見直してみることにしました。

2023年の結論

結果、現代のPCケースは作業机の右奥への設置が想定されていることから、PCの更に右奥側にケーブルボックスを置き、モニターアームやマイクアームもその付近から生やし、机の右奥で配線をまとめるのが最適だと結論付けました。配線距離を極力短くまとめることで、そもそもの配線の必要量を減らしつつ、発生するケーブルは全て箱にぶち込もうという考えです。天板下にまとめるのと比較すると、設置要件が緩く、メンテも簡単です。

スマホやコントローラー、イヤホンなどの無線機器の充電用に、補助的に左側の棚にも電源系統を1つ用意し、こちらにもケーブルボックスを置いてみることにしました。こちらはあくまで補助で、最悪いつ電源が落ちても問題が無い機器類と位置付けています。設置要件的に大変そうであれば、これらの充電機器はPC付近にまとめても良いかも。

電源ケーブルを脚に這わせている

机には右下側から電源ケーブル1本だけを引き入れ、電源タップにケーブルスリーブを纏わせた上で、PC裏のケーブルボックスまで繋いでいます。有線LANケーブルを引きたい場合は、ここで一緒にまとめるのが良いですね。ケーブルがまるで存在しないのも寂しいし、自分はこの太い電源ケーブルが繋がっているところが気に入っているので、一部のケーブルはあえて見せておくようにしようと思っています。キーボードのケーブルなんかもその1つです。

ケーブルを這わせるためにネジ止めだとか両面テープだとかで天板に何かを固定するのは、いじるのもだるいしやり直しも効きづらいので、できれば使いたくありません。その点で、磁力で机の脚にケーブルを固定できるPREDUCTSのマグネットケーブルホルダーは重宝しました。たまにやってくるルンバも心なしか喜んでいるように見えます。

PC背面の様子

モニターとPCとの間には、電源ケーブルと映像用のケーブルがそれぞれ1本ずつ必要なので、これらもケーブルスリーブでまとめています。JOTOのケーブルスリーブは質感が良く、値段や長さの点でもケーブルスリーブ界の中では比較的使いやすかったです。作業中の仮止めや細かい部分の結束では、使い捨ての面ファスナーで結束できるサンワサプライのマジックバンドが重宝しました。

おわり

以上、2020年から2023年までの作業机の配線の記録でした。他人の作業環境の変遷やこだわり、考え方等を知るのが好きなので、自分で読みたい記事を書いてみました。配線整理、皆さんも是非やってみてください。

追記

質問をいただいたので、利用している機器等の商品ページへのリンクを載せておきます。