ストレスレストーキョーで作業
ストレスレストーキョーというリクライニングチェアを、作業用に使っている。
温泉施設や宿泊施設などによく、リクライニングチェアやマッサージチェアが置かれていると思う。これに座ると体力が回復する。使用感としては、あれに近い。
この椅子は座っているだけでHPが徐々に回復していくので、これで作業しているとほぼHPが減ることがない。例えば10秒あたり400のダメージを受ける作業をしていても、この椅子に座っていると10秒あたり600ぐらい自動回復していくので、何時間作業しても倒れることはない。
リクライニングチェアを作業に使うために、幾つか工夫している点がある。
画面の位置が適切になるように、ディスプレイアームを使って調整している。色々と試した結果、湾曲ワイドディスプレイを上下に並べる配置に落ち着いた。ディスプレイアームについては『エルゴトロン LX デュアル』 という記事にも書いている。手前方向にディスプレイを引っ張り出すこともできるので、たまにそういう使い方もしている。
後傾姿勢で作業するとき、机の上にキーボードを置くと使いづらいので、太ももの上に無線のキーボードを載せて使っている。このキーボードについては『キーボード G913-TKL』という記事にも書いている。より適切に調整したい人は、昇降デスクを使うとかなり相性が良いと思う。
元々は作業用に購入した訳ではなく、居眠りしてしまわない程度に寛げるソファ的な何かとして使っていた。ストレスレストーキョーを作業用に使うという案は、kir1caさんの記事で読ませてもらったことがあった。これも試してみて良かったら使おうぐらいに考えていたのだけど、実際やってみると自分の作業環境には上手くはまった。
本来の用途としては、こういう感じで使うべきなのだと思う。しかしテレビの前でリングフィットアドベンチャーをやりたかったので、ちょっと作業机の方に移動させるか、と動かしてみたらそのまま住み着いて今の形になってしまった。
興味が湧いて購入を検討している人向けに、幾つかアドバイスをさせてほしい。まずこの椅子はアホみたいに高いので、本当にその価値があるか、展示しているショールームを探して座ってみてほしい。MacBook Proぐらいの値段がする。どういう金銭感覚で購入に踏み切ったのかと言うと、MacからWindowsに移行してMacBook Proを買い換えなくなったことでお金が浮いたと考えて購入した。物は考えようである。
オットマン(脚を置くやつ)については、正直に言ってしまうと純正のものでなくても構わないと思う。この椅子を使うなら何らかのオットマンは絶対に用意すべきだと思うけど、純正のオットマンはお高い。オットマンはそれがあることが大事で、機能性についてはそこまで大差ないように感じるので、ニトリなり無印良品なりIKEAなりで見繕っても良いと思う。
作業配信中に椅子の話をしたところ、思いの外に反響があったので、改めて使用感などをまとめた。「そもそもストレスレストーキョーって何?」という話については、前に『ストレスレストーキョーのリクライニングチェア』という記事に書いたので、これも読んでみてほしい。