CPUグリスを塗り直した

2年半前に組んだ自作PCのCPUグリスを塗り直した。

元々塗られていたグリスの様子

自分の利用しているCPUクーラーのヘッダーは、4つのネジでマザーボード側のバックパネルと固定されている。このネジを外すと、ヘッダーとCPUとを分離できるようになる。ヘッダーのヒートシンク部とCPUとが乾いたグリスにより固着していないか心配だったが、少しの力で簡単に外れた。

今回使ったグリスとクリーナー

今回はアイネックス社のグリスクリーナー IPA-CLN2を利用し、元々塗られていたグリスを拭き取った。元々塗られていたのは、CPUクーラーに出荷時から予め塗られていたグリス。触るとパサパサした感触。アルコールを含んだ布を当てると、グリスが溶けてきれいに拭き取れた。

塗り直したのは、同じくアイネックス社のナノダイヤモンドグリス JP-DX1。粘性が高めのグリスだと聞いていたが、そこまで塗りづらいと感じることもなく、難なく塗り直せた。再度ヘッダーをCPUに固定し、気持ちぐりぐりと押し当てた後、4つのネジを締め直し、作業完了。

CPUグリスを塗り直す前のCPU温度は平時で55℃付近を上下していたが、塗り直した後は48℃付近を上下するようになった。