Googleドキュメントでブログを書く
Googleドキュメントで記事を書けるブログシステムをつくった。
使い方
次の手順で、GitHub Pagesでブログを公開できる。
- GitHubでテンプレートから新しいリポジトリをつくる
- Google CloudでサービスアカウントとOIDCの設定をする
- Google Driveでフォルダをつくりサービスアカウントと共有する
- GitHubでOIDCの設定値をSecretsに保存する
GCPの設定が難しいと思うので、gcloudコマンドを利用して全てを用意するスクリプトをGistに用意してみた。gcloudを利用できるようにして、冒頭の部分を適当な値で埋めると実行できる。Secretsに設定すべき値が最後に出力されるようになっている。
設定を済ませると、フォルダ内のドキュメントが定期的に記事として反映されていくようになる。注意点として、ドキュメントのファイル名に制約があり、“2022-05-05-foobar” のような形式にする必要がある。これがURLと投稿日のために利用される。
既存ブログへの導入
google-docs-to-githubというcustom actionも用意している。GoogleドキュメントをMarkdownファイル化してリポジトリにPushする機能を提供しているので、既存のブログと組み合わせる場合なんかはこれが便利に使える。最初に紹介したテンプレートでもこれを利用している。
なぜつくったか
Googleドキュメントはエディタが非常によく出来ているので、これで直接ブログ記事を書けたら最高だろう、ということで今回こういうものをつくってみた。
r7kamura.comにも導入してみていて、この記事もGoogleドキュメントで書いている。Googleドキュメントで記事を書けて本当に捗っている。知り合いを共同編集者やレビュアーとして誘えるようになったし、オフラインで書けるモバイルアプリもあるので、外出先でもブログを書けて最高。導入したときの話は『Googleドキュメントに対応』という記事にも書いている。