『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』をやった

前作に引き続き、ライザのアトリエ2をプレイした。

コンソール版は2020年12月3日発売、Steam版は2021年1月26日発売と少し待たされたが、描画も綺麗で読み込み時間も驚くほど短かったので、やはりSteam版を待っておいて正解だった。最近PCを組み直したこともあり、読み込み画面のメッセージが一瞬で消えて読めない程度にきびきび動いて快適だ。

進行状況に応じて変化する起動画面

前作と同じく、全体的に穏やかで快適なプレイ体験だった。通り道にあるものをきちんと拾って適切に錬金術で加工していけば、基本的に雑魚敵と戦わなくても全然構わないし、要所要所で出てくるボスも弱すぎず強すぎず、がんばれば倒せるような適切な強さに設定されている。戦闘も前作から比べて更に上手くやる余地が幾つか追加されていて、退屈にならないように工夫されている。とはいえ事前に錬金術で強いアイテムをつくっておけば、どの敵も1行動で沈められるようになっており、さくさくと進めたい人も入念に準備してから無双したい人もどちらの需要も満たせるようになっていて喜ばしい。

そして今回も、錬金から謎の中毒性が得られて良かった。「いい装備をつくるにはこれらの素材が必要で、その素材をつくるには更にこれらの素材が必要で、それぞれこの辺りの土地で採集できるので、他のつくりたいものの素材と合わせるとこの辺を回る必要があって……」という、その場その場でビルドツリーを考えながら効率的な採集経路を考えて回っていく活動の繰り返しが病みつきになる。しかも頑張ってつくった装備やアイテムがきちんと戦闘ですごい性能を叩き出してくれるので、達成感もある。惜しむらくは、錬金を頑張るほどに手応えのある強敵があまり存在しておらず、プレイヤー自らゲームの難易度設定を上げることで対応することになる点。終盤の敵の強さをもっと引き上げてくれても良かったと思う。

幼馴染同士で楽しい会話を始めるたびにつらそうな顔で見てくる女

今作のストーリー面では前作の幼馴染3人組の成長が目覚ましく、特に男子2人が頼もしくなっている描写がすこぶる良かった。ライザのアトリエは女性キャラクターの造形が取り上げられがちだけども、個人的には男性陣の内面もなかなか魅力的に描かれているなと感じる。前作の登場人物達の仲が良すぎて、他の人々が立ち入る余地が無いんじゃないかと思っていたが、案の定そういう話も展開される。登場人物達の人物紹介に余計な時間を取られず、踏み込んだところまで一気に話が進むのは、二作目以降の良いところだ。

今作のアトリエ

これまで各シリーズごとに三作ずつ発売されていたので、ライザのアトリエもまた二年ほどしたら三作目を出してくれるのだろうか。一作目も二作目も良い体験が出来たので、三作目が出たらきっとまたやるだろうと思う。