作業机一式を発注

作業机や椅子やモニターなどを発注した。

2023年頃から二カ年計画で作業机一式の買い替えを検討しはじめて、まずは調査や分析のために机なしのミニマルな環境に移行。その環境で1年ほど過ごして自分に必要な要件を整理し終えたので、今回ようやく発注にまで至った。発注したものや選択にあたって考えたことなんかをそのうち忘れてしまいそうなので、ひとまずここに記載しておく。

  • 天板
    • PREDUCTS GLOVE 180x75 + PC MOUNT
    • FLEXISPOT E8
  • 椅子
    • LibreNovo Omni
  • モニター
    • AOC U27G4XM/11 x2
  • アーム
    • ERGOTRON LX x2 + ロングポール

天板と脚

当初はかなでもの or PREDUCTSで考えていて、最終的にPREDUCTSのものに決定。

もし非昇降にするなら脚のデザインが好きなのでかなでものを選んでいたと思うけれど、今回は机の高さを細かく調整したい気持ちが強かったので昇降できるものにした。購入した椅子が届くまでしばらく掛かりそうなので、それまでいまのストレスレストーキョーのリクライニングチェアを使うことを考えると、やはり昇降可能にしておいて良かったと思う。

PREDUCTSはPCの筐体をマウントできるのがやはり良かった。10年ほど前に環境をすべてWindows 1台に統合して以来、別途Macのマシンを持たなくて良くなっているので、実際そこまでPCがごちゃつくこともなく机の上に載せても十分収まりはする。ただ可能なら吊っておきたいとは思っていたので、このマウントはありがたい。自分の使ってるLianLi O11なんかはでかすぎ&重すぎで吊れないんじゃないかなと思っていたけれど、調べたら意外と余裕を持って吊れるようだったので安心した。

天板をホワイトオーク集成材にするか天然木にするかで結構迷ったのだけど、前者はたのしくてかわいい感じ・後者は自然で落ち着いた感じという印象があって、最終的に後者にした。正直どちらでも良いぐらいの違いではあるかもしれない。PREDUCTS公式だと黒色の脚をセットで注文できなかったので、脚はFLEXISPOTで別途購入した。普段デバイスを黒系に統一しているのに今回椅子の白いほうがかわいすぎたために椅子を白系にしてしまい、その選択に引きずられて危うく机の脚まで白色にしてしまいかけたが、結局強い気持ちで黒色を選べた。

脚についてはFLEXISPOT E7とE8どちらにするかという選択があり、正直これはどちらでも良かったもののE8を選択。E7は角ばった脚、E8は僅かに細い楕円形の脚という違いがあり、またE8は後継であるためほんの僅かに性能が良い。E8の丸みを帯びた脚がそんなに好きではなかったものの、E7の脚は写真を見続けているうちにかなり太ましい感じがしてきたので、最終的にE8にした。

フローリングで使うのでキャスターは付けず、代わりにカグスベールというマリオRPG系列みたいな名前のパッドを脚の下に貼って床の保護と机の移動しやすさを両立することにした。この方が机を一番下げられる高さも低くなるので、フローリングならこれ系、非フローリングならキャスターという選択が良いのではないかと思う。

椅子

椅子選びにおいてはWORKAHOLIC(椅子選び屋さん)を利用させてもらったのだけど、これはたいへんに参考になった。身体が大きいのでErgohuman PRO 2辺りが第一候補になるかなと思いきや、実際にはFLEXISPOT C7 Morpherというダークホースが登場して、試座した中ではこれが一番という結果に。全く認知していない製品だったのでこの結果には驚いた。

しかし最終的に選んだものは、LiberNovo Omniという椅子。これは丁度いまクラウドファンディングをやっていてそろそろ発売されそうな段階の椅子。渋谷の展示で試座してみたところ、自分の要件や好みの上ではこれが抜きん出て良く感じた。前述の椅子達はメッシュ素材でどちらかと言うとパリッとした弾力のある硬めの椅子なのに対し、こちらはクッション素材でふかふかの椅子。ヘッドレストや腰周りなどを含めて調整できる箇所とその自由度が非常に高いことで購入を決めた。

モニター

最初に用意した要件は次の通り。

  • 27inch
  • 16:9
  • 4K 144Hz+
  • IPS (≒ not VA, not OLED)
  • miniLED
  • HDR1000+

ゲームを16:9のフルスクリーンでやる用途があるので比率はこれ一択で、ウルトラワイドは除外。かつその状態で4Kでの録画や配信を行う用途があるので2枚必要。上下2枚の配置に昔から慣れ親しんでおり、左右2枚で一時的に片方だけ見続けた結果首が痛くなったこともあるので、一旦上下2枚想定で考えた。上下2枚で非ウルトラワイドだと24か27型が適切かなと思うし、後から左右2枚にしたくなっても27型なら同じアームで対応できそうな範疇、ということで27型x2に。

2枚使う場合VAパネルだと視野角にかなり悪影響を及ぼしてくるのでこれは除外。OLEDはいわゆる大型テレビのような映像専用以外の用途に使うと焼き付きが発生して現実的に問題になるのでこれも除外。ということで候補はIPSだけになって、2024~2025年の製品だとminiLEDを利用しているものが主な選択肢になってくる。出力可能な最大輝度の基準としてHDR400とかHDR1400みたいな基準が存在しており、現在時点だとHDR1000がコスパ的に良いラインに思えたので、HDR1000のものを選ぶことになった。

この条件の場合、数万円のコスパ最適ラインだとAOC製かTLC製あるいは次点でMSI製、高級品だと20万円超えのASUS製みたいな品揃えになってたので、今回は多少信頼できるAOC製のものを選択。もっと安い怪しいブランド製のものもあるにはあったのだけど、あまりに怪しいので避けた。


また全部届いて設置し終えたら、あらためて記事にまとめるかも。