Windows 11 Alt+Tab ウィンドウ増殖問題
問題の詳細と対策について。
Windows 11では、アプリケーションをフルスクリーンで表示している時にAlt+Tabを利用すると、Alt+Tab押下中に表示されるウィンドウが増殖することがある。具体的には、同一のウィンドウに対して複数の要素が表示されるようになったり、既に閉じたウィンドウの情報が未だに表示され続けたりすることがある。
対策は、自分が執筆時点で把握しているものだと2通りある。なお、環境によっては問題が改善されない場合もあると聞いている。
1つは、設定 > システム > マルチタスク > デスクトップ の項目にある「Alt+Tabキーを押したときに、開いているすべてのウィンドウを表示する」を変更するという方法。これは症状が起きたときにそれを一時的に抑え込むという類の対処で、恒久的な解決策ではない。
もう1つは、ExplorerPatcherというアプリケーションを導入し、ウィンドウの切り替え方法をWindows10スタイルに変更するという方法。こちらは恒久的な対処になり得る。但し、24H2以降のバージョンではExplorerPatcherはWindows Defenderによりブロックされるようになり、導入がより大変になったと聞いているので、この方法もあまりお勧めはしづらい状況にある。