『不思議のダンジョン 風来のシレン5 Plus フォーチュンタワーと運命のダイス』をやった

年始にシレン5 Plusを原始99Fクリアまで遊んだ。

不思議のダンジョン経歴

不思議のダンジョン系は、以下の作品を昔遊んで以来。

  • 風来のシレン1
  • 風来のシレン2
  • 風来のシレン外伝 アスカ見参
  • チョコボの不思議なダンジョン1
  • チョコボの不思議なダンジョン2
  • 不思議の幻想郷

ストーリーダンジョンの感想

他作品と比べてストーリーダンジョンの単純な難易度はそこそこ高めで好印象。ポイントカードシステムによって、実質的に毎度死んでもアイテム持ってやり直せるので、これありきだと初心者にはかなり丁度いい設計になっていると感じた。ストーリーも台詞回しはあっさりした演出ながらもしっかりと物語が構成されていて良かった。

個人的には、やはりもっと不思議なダンジョン系の雰囲気が好きということもあり、昼夜システムはあまり肌に合わなかった。夜ありダンジョンは、夜待ち、引き寄せ混乱で一掃、階段探知で即降りという行動がテンプレ化してしまって、自分にはまだあまり楽しさが見出だせていない。また、昼の盾が強すぎてこの盾がテンプレ化してしまうことも含めて、やはり昼夜システムとはまだ分かりあえていない。

他に不満点を挙げるとすれば、このダンジョンや後述するダンジョンのプレイ中、非常に大事なところでソフトやPCが落ちることがあり、今作はその際最初からやり直しとなる仕様のため、何度か悲しい思いをした。不思議の幻想郷などのように、1度目のクラッシュぐらいはその時点から復帰させてほしいところ。

原始に続く穴の感想

ほぼこのダンジョンを遊ぶためだけにシレン5をやり始めたのだけど、予想通りめちゃくちゃに良いダンジョンだった。10回ほど挑戦して50Fクリア、その後10回ほど挑戦して97Fで失敗、その後5回ほど挑戦して99Fクリアとなった。細かい知識や努力の積み重ねによって徐々に勝ち筋が拾えるようになっていく過程がとにかく面白く、こればかりは風来のシレンからしか得られない養分だと思う。

今となっては値段を見れば大体どのアイテム群かすぐに分かるけれど、原始挑戦前に予めアイテム識別用のスプレッドシートを用意しておいたおかげで、意外と学習が捗った。どうせまたすぐ忘れてしまうので、また将来挑戦するときにも使えて捗りそう。

97Fで死亡したときは呪い師の腕輪2個のチャート、99Fクリアしたときは金食い虫こん棒と昼の盾のチャートで、どちらも気配察知の腕輪持ち。低層から中層時点で有利に立ち、この利点を雪だるま式に育てていくという王道の勝ち筋をしっかり体験できて良かった。いずれのチャートも原始クリアにおける二大テンプレチャートだろうと思う。

両方の勝ちパターンを経験できて良かった一方で、珍しいチャートでのクリアもやってみたい気持ちが湧いた。99Fクリアの安定化、クリアまでの時間短縮にも少し興味あり。シレン5 Plusには他にも沢山のダンジョンがあるのだけど、原始というダンジョンの存在が自分の中であまりにも大きすぎて、他のダンジョンを遊ぶかは逆に悩むところ。

Discordで配信しながら遊んでいたのだけど、冒頭の画像でも表示されている通り、手持ちアイテムや現在の状態が分かるライブビューの体験が非常に良かった。現在の大配信時代に合っているし、他のゲームでもこういう取り組みは真似していってほしい。