Keychron Q1と私
Keychron Q1というキーボードを使い始めてしばらく経った。
Keychronは、無線や有線のメカニカルキーボード、その他関連製品を多数販売しているメーカー。今回購入したのは、無線接続には対応していないものの打鍵感は抜群に良いQ1というシリーズのキーボードの、最近出たノブ付きタイプのJIS配列版。自分はかな入力を好んで利用しているので、US配列版よりもキー数が多く都合の良いJIS配列版を選択した。
日本から手近に購入しようと思うと、例えばKOPEK JAPANやヨドバシ.comから購入できる。実物がヨドバシカメラ秋葉原店に置いてあったので、自分はそこで打鍵して打ち心地を確かめてから購入した。
やはり打鍵感が非常に良くて、他のキーボードや同社製品の無線版のものと比べても群を抜いた良さがある。表現するのが難しいけれど、とろけるような感じ。打鍵音も良い。自分はHHKBを使っていた時期がそこそこ長かったんだけど、HHKBより打鍵感良いキーボードってあるんだなというのが正直な感想。
打鍵音については、この前YouTubeに投稿したChrome拡張を20分でつくるという動画で20分間の打鍵音を収録しているので、興味がある人はぜひ。Yetiというコンデンサーマイクで録音しているのだけど、イヤホンやヘッドホンで聴くと、実際に打鍵時に耳で聴くものとかなり近い音で聴こえる。
いま付けているキーキャップは、EnjoyPBTのPink on Blackというキーキャップセット。加えて、足りないところにFILCO Majestouch用の無刻印キーキャップセットを付けている。FILCOのこのセットはとりあえず一家に一つあると捗る。
JIS配列においては4.5u (uはキーキャップの長さの単位) の長さのスペースキーが採用されることが多い一方、これは世界的にはマイナーな長さで、EnjoyPBTのセットにも含まれていなかったので、長さを調べて追加でFILCOのものを雑にはめたという具合。分かりやすいように撮った上の写真では、色や高さが微妙に違うことが分かるが、まあ実際使ってみると気になるものでもない。ちなみに、ホームポジションを分かりやすくするためにFとJのキーも変えてみている。
キーキャップ換装作業の中で、公式のKeychron Q1 JISのキーレイアウトのページのスペースキーの長さが誤って6.25uと記載されているのを発見したので、念のため実機の写真を撮ってサポートに連絡しておいたら後日修正してもらえた。上の画像は、そのページから引用した修正後のもの。4.5uに修正されている。
標準のストレートケーブルは少し取り回しが悪かったので、GunMjoのコイルケーブルを使っている。GunMjoもキーボード製品を扱っているメーカーのひとつ。EXME CABLESやnokke/cables、kriscablesなんかで注文できるケーブルも気になっていたのだけど、とりあえず手軽に入手できて安心感のあるGunMjoさんのものを今回は使うことにした。GunMjoのプリンみたいな可愛いキーキャップも気になっている。
以上、Keychron Q1というキーボードの話でした。
日常で使う自分の仕事道具を改善していくのは楽しい。