ELDEN RING Lv1の旅を振り返る

ゲーム『ELDEN RING』のLv1での攻略を終えたので、少し振り返ってみる。

概要

今回の旅のねらいは、次の通り。

  • 1周目の普通の攻略で使わなかった武器を試したい
  • ボスの動きをしっかりと研究して楽しみたい
  • 強敵を楽に倒せる真似しやすい方法を模索したい
  • 持たざる者としてロールプレイをしたい

そこで、次のような縛りで遊んでいた。

  • Lv1
  • 遺灰禁止
  • 召喚禁止
  • 霊薬禁止
  • 防具禁止
  • 大ルーン禁止
  • ノーダメージでボス撃破

全体を通して遊んだ時間は100時間程度。ちなみにマレニアで20時間遊んだ。

感想

1周目にも増していろんな要素を楽しめ、ねらいは大成功。最初から最後まで終始楽しい旅だった。

Lv1の可能性は想像以上に奥深かった。例えば、ステータスを伸ばすタリスマンは序盤から少し馬を走らせれば拾え、どのステータスも15程度は確保できる。今回は使わなかったが、大ルーンや霊薬、防具を使えば更に伸ばせる余地があり、むしろLv1でも装備可能な武器の方が多いぐらいだと感じた。レベル上げに使わない分、いろんな武器を強化して試行錯誤する分にルーンを回せるのも良いところ。

難易度が高すぎたらどうしようと憂慮していたが、購入できる鍛石でそれなりに武器強化すれば特に火力で困ることもなく、戦技での創意工夫の余地もあり、既プレイの者にとってはほど良いバランスだったように思う。ノーマル、ハード、ベリーハードのような難易度設定が設けられた作品を遊ぶのもそれはそれでおもてなし感があって好きだが、今回のように自分で遊び方を決めて挑戦するという体験も、また違った達成感があって良いものだ。

個人的には、こういったいろんな進め方ができる作品では、攻略という遊び方の上に壮大なロールプレイの遊び方が乗っかっているような、二つの層の存在を感じる。プレイヤーが未熟な段階では、取れる選択肢の幅も狭く、最適解のビルドを選んで攻略するだけで精一杯。しかし習熟するにつれ、自分の好きなスタイルを押し出して生きていけるようになり、それが大きな楽しみの一つになっていると思う。そういう意味でも、この作品にはまだまだ遊び足りなさを感じている。