『ブレイブリーデフォルトII』をやった
ゲーム『ブレイブリーデフォルトII』の感想。
ブレイブリーシリーズの三作品目。発売年と併記すると次のような流れ。
- (2012) ブレイブリーデフォルト
- (2015) ブレイブリーセカンド
- (2021) ブレイブリーデフォルトII
作品単体として非常に面白かった。シリーズ関係なく、興味持った人はこの作品だけさっさとプレイすべき。FFシリーズの系譜にある作品で、強いて言うならFF5やFFTが好きな人と相性が非常に良い作品だと思う。スクウェアソフトが好きな人はたぶん好きになるだろう。
良かったところ:
- 序盤から終盤まで終始魅力的なジョブが開放されていく
- 得られるジョブポイントの羽振りが良く、色々試せる
- シナジーを発見していくワクワク感
- 盾役、攻撃役、回復役といったロールのバランスが適切
- 敵の強くなり方とこちらの強くなり方が適切
- 小さなサブクエストに至るまでテキストがよく練られている
- Steam版での読み込み速度が快適
- 声優の演技が上手い
- 良いメタゲーム成分
- ゲームのおもてなし具合が適切
- セルフオマージュを思わせるネタの数々
- ジョブごとの衣装が全部良い
悪かったところ:
- 「狙われやすさ」というステータス値が上手く機能していない
- スクロール操作が不便(ページ送り機能を入れてほしい)
- 魔法攻撃職が全体を通して不遇
総じてバトルシステムの体験が良く、ストーリーはほどほどながらキャラクターは魅力的で、細部への配慮も抜かりなく、スクエニやるじゃん、と思わされた。久しぶりにスクエニの作品がやりたくなってプレイしたのだけど、そういう意味でも非常に良かった作品。