## Markdownパーサー

今日もやりました、先月からやっているMarkdownパーサーの実装。

- <https://spec.commonmark.org/0.30/#block-quotes>
- <https://github.com/r7kamura/markus/pull/14>

Block Quoteの実装に入り、基礎的なBlock Quoteのテストは成功するように。Block Quote内部の先頭と末尾の空行を無視する、といった細かい部分がまだ実装できていない。

```markdown
> foo
bar
```

上のMarkdownは、下のMarkdownと同じように変換される。

```markdown
> foo
> bar
```

この仕組みを上手く実装するのは大変だ。なぜなら、もしこれらを素朴に同一に扱えるようにしてしまうと、次のMarkdownと…

```markdown
> foo
> ---
```

次のMarkdownとを同一に扱ってしまいそうになり、setext headingを利用したh2要素と扱ってしまいがちだが、実際にはhr要素として扱うべきだからだ。

```markdown
> foo
---
```

Maybe paragraph or setext headingなテキストノードを処理している間は、Laziness block quoteな特性を利用している行はsetext headingとしては処理しない、といった細かい条件分岐が必要になる。実装が複雑になっていく…

2021-12-04-diary

<h2>Markdownパーサー</h2>
今日もやりました、先月からやっているMarkdownパーサーの実装。
<ul>
<li><a href="https://spec.commonmark.org/0.30/#block-quotes">https://spec.commonmark.org/0.30/#block-quotes</a></li>
<li><a href="https://github.com/r7kamura/markus/pull/14">https://github.com/r7kamura/markus/pull/14</a></li>
</ul>
Block Quoteの実装に入り、基礎的なBlock Quoteのテストは成功するように。Block Quote内部の先頭と末尾の空行を無視する、といった細かい部分がまだ実装できていない。
<pre><code>> foo
bar
</code></pre>
上のMarkdownは、下のMarkdownと同じように変換される。
<pre><code>> foo
> bar
</code></pre>
この仕組みを上手く実装するのは大変だ。なぜなら、もしこれらを素朴に同一に扱えるようにしてしまうと、次のMarkdownと…
<pre><code>> foo
> ---
</code></pre>
次のMarkdownとを同一に扱ってしまいそうになり、setext headingを利用したh2要素と扱ってしまいがちだが、実際にはhr要素として扱うべきだからだ。
<pre><code>> foo
---
</code></pre>
Maybe paragraph or setext headingなテキストノードを処理している間は、Laziness block quoteな特性を利用している行はsetext headingとしては処理しない、といった細かい条件分岐が必要になる。実装が複雑になっていく…