WindowsのDocker Engineのアップデート

最終的にDocker Desktop for Windowsをアップデートした。

背景

docker-compose ではなく docker compose を使って対話型のシェルを起動すると、コントロールシーケンスの入力を意図した形に認識してくれず、Rawモードで動作してしまう。要は、例えば矢印キーを入力したりすると ^[[D 等が直接入力されてしまう。Googleで検索すると、GitHub Issuesで報告されていることが分かる。

docker/compose-cli v2.0.0.rc-1で修正されているらしい。そもそも今のDocker Engineのバージョンは幾つなんだ。

$ docker -v
Docker version 20.10.7, build f0df350

20.10.7らしい。今の最新版は20.10.9。バージョンを変更したら問題が解消される可能性がある。

自分の環境では、Docker EngineのバージョンはDocker Desktop for Windowsによって管理されているため、Docker Desktop for Windowsのバージョンを上げることを試みる。Windowsの「アプリと機能」から、現在のDocker Desktop for Windowsのバージョンが3.5.xぐらいであることが分かる。

Docker Desktop for Windowsをアップデート

最新版は4.1.1なので、最新版のインストーラーをダウンロードして起動し、Windowsを一度再起動する。

$ docker -v
Docker version 20.10.8, build 3967b7d

最新版には上がらなかったが、20.10.7から20.10.8に上がり、件のdocker composeのコントロールシーケンスの問題も解決された。めでたしめでたし。