『ダンジョンエンカウンターズ』をやっている

探索型RPG『ダンジョンエンカウンターズ』のSteam版がスクエニから発売されたので、早速プレイしている。

画面だけ見てもよく分からないと思うが、シンプルなマス目と数字で記号的に表されたダンジョンをひたすら探索していく、要は古典的な (『Rogue』のような) ローグライク作品に近い。

基本的にはマップ移動と戦闘の繰り返しで、きつくなってきたら帰還して装備を補充、また探索という感じなのだけど、はまるとこれが妙に面白い。戦闘するとレベルが上がるが、レベルが上がっても良い装備が付けられるようになるだけで、装備を新調しなければほぼ成長しない。装備を新調するには一度拠点に戻るべきだが、ここまで来て戻るのは面倒すぎる。しかし全滅してしまっては元も子もないし、このまま戦い続けても効率が悪すぎる…と悩みながら今日も探索を続けていく。

自分がプレイしたことのある作品の中で言うと、ファイナルファンタジータクティクス (以下FFT) とプレイフィールがすごく似ている。ランダム要素のあるターン制バトルからはどこかシミュレーション的な雰囲気を感じるし、分かりやすくするために防御力という概念を取り払った点もそれに近い。装備を新調した直後に、これまで苦戦していた敵に対して無双する快感もそうだ。RPGにおける装備を新調した直後の気持ち良さを、この作品はよりプリミティブな形で与え続けてくれる。

似ていると感じるのも当たり前で、本作のゲームデザインはFFTのゲームデザインも手掛けた伊藤裕之氏が担当している。正直言って自分は、1番好きなゲームを挙げようとするとそれが候補に入るぐらいFFTが好きなので、この思わぬ新作の登場は本当に嬉しい。新しいシミュレーションRPGが出るたび、どこか郷愁を感じながらプレイするのだけど、最終的には「これだったらFFTやればいいじゃん」と思ってしまうことも少なくない。そんな中で、プリミティブな点でFFT的な要素を持ちつつ、全くの別ジャンルの作品としてこういう作品が出てきたのは、個人的には非常に喜ばしいことだ。

現在は12時間ほどプレイしたところで、到達階層は37F。過去に一度全滅していて、Lv1から別パーティを育成し直している。一度全滅してしまっても、別働隊を送れば死体を回収して蘇生できるが、正直かなり面倒なことになる。とはいえ、普通死んでしまった人は戻らないので "面倒" で済んでいてまだマシと言えるし、こういう不測の事態が生じたときこそ頭が1番回って楽しい瞬間でもある。