LGのテレビの使い心地

テレビを購入してみたという話をLGの65型有機ELテレビの記事で書いて、購入から1ヶ月ほど経って使用感などもまとまってきたので、それを書き留めておくことにした。

作業机とリビングスペース

有機ELということもあって映像はめちゃくちゃ綺麗なのだけど、ここでそれを言っても仕方が無いと思うので、機能面や自分の用途で満足している点について書こうと思う。

LG TVのwebOS向けアプリはどれもかなり使いやすく、これまで操作で煩わしいと思ったこともほぼ無いので、ソフトウェア面については総じて満足度が高い。個人的には、リモコンのポインターを利用した操作が思いの外使いやすくて驚いた。文字入力をしようとすると流石にソフトウェアキーボードの入力が大変だが、そもそも隣にPCがあるので、PCで検索して履歴に残すかあとで見るリストにでも保存して辿る感じで使っている。

実はこのテレビにはアンテナ線すら接続しておらず、いわゆるテレビ放送は全く見ていない。じゃあ何に使っているのかと言うと、利用頻度順に、専ら次の用途に利用している。

  1. YouTube
  2. PCの外部ディスプレイ
  3. Amazonプライムビデオ
  4. Netflix
  5. Nintendo Switch

そんなにYouTube見ることあるか?とまとめていて自分でも思うが、意外とある。というのも、テレビは音響機器としても優秀なので、作業用に音楽を流すのにも一役買っており、その関係でYouTubeの利用頻度が高くなっている。あとは、自分は周りに雑音がある方が集中しやすい方なので、何か適当に映像を流しておいてほしいという用途で上手くはまっている。

利用時間の割合こそYouTubeのほうが多いが、本当に重宝しているのは、PCの外部ディスプレイとしての役割だ。次のような用途でよく使っている。

  • Steam等のPCゲームをテレビでプレイしたいとき
    • コントローラーも無線接続すればコンソール版のようにプレイできる
    • アクションゲームでも意外と遅延せずまともにプレイできる
    • テレビで遊ぶのが快適で最近はキーボードよりコントローラーで遊びがち
  • 音声は無線ヘッドホンで聴きたいが映像はテレビで見たいとき
    • 大音量で聴きたいときとか
    • 料理中でスピーカーだと聴き取りづらいときとか
  • 音楽をスピーカーから流したいがテレビを操作するのが面倒なとき
    • 作業中に不意に流したくなったときにリモコンを操作するのはだるい
  • アプリで対応していないものをテレビで流したいとき
    • 例えばdアニメストアとか残念ながら対応していないので

外部ディスプレイとして接続するのがものすごく簡単で、Bluetoothの設定画面 (Windowsキー → "blue..." とか入力するとすぐ開ける) で接続すると、すぐに外部ディスプレイとして認識される。

WindowsのBluetooth設定画面

このとき、オーディオの再生デバイスとしてもテレビが認識・選択されるので、テレビで音声を再生したい場合はそのままに、無線ヘッドホン等で接続したい場合は他の再生デバイスに切り替えている。再生デバイスが増えてくると切り替えが面倒になりがちなので、自分はSoundSwitchを利用して切り替えている。

あとは映画見たりアニメ見たりドラマ見たり、と普通の使い方をしていると思う。最近のテレビについての悩み事は、テレビがあるとソファが欲しくなってきたがどうするかということ。フィットボクシングやリングフィットアドベンチャーをたまにやっているのだけど、これをやろうと思うとテレビ正面のスペースをソファで専有できないので、1人用のラウンジチェアを斜めに置くか、あるいは中央付近は空けつつL字のカウチソファを側面に寄せて配置するか、もういっそ運動は諦めるか、と悩み続けている。

長々と書いてしまったが、以上だ。テレビはこれまでの生活でしばらく存在していなかったので、急に大きいものを購入して本当に活用できるのか不安だったが、総じて満足している。


大型テレビと言えば、ありがたいことに2013年頃にせこんさんから大型テレビを引き取らせてもらえて (そういえば引き取るとき部屋で見かけたイームズのラウンジチェアに憧れておりここ数年ずっと買おうか悩んでいる)、当時やっていたシェアハウスに持っていき、同居人と毎晩アニメ見たりスマブラしたりスプラトゥーンしたり深夜に会話しながらFPSしてうるさすぎて怒られたりとまあ色々重宝して、そのあと京都に持っていき、そのあと実家のテレビが急に壊れたと聞いて送ったので、このテレビは今は実家で使われている。いま手元には無いけど、正直このテレビに1番愛着がある。

性能や使われ方に関するテレビ観はこの頃の状態で止まったままだったので、2021年になって最新のテレビを手に入れたところ、ソフトウェア面も映像面も急に進化していて驚いた。こういう、自分が気付いてないだけで実はとっくに進化していて恩恵に預かれるもの、をもっと見つけていきたい。