エルゴトロン LXデスクマウントアーム

エルゴトロンのモニターアーム、LXデスクマウントアームを取り付けた。Amazonのブラックフライデーで手に入れたやつ。

嬉しがって手前に引き寄せている様子

2018年3月にMXデスクマウントアームを導入したときに書いた記事がある。当時はモニターアームへの知見や要求が少なかったので、とりあえず耐荷重的に安定択であるMXを購入していた。その後、電子書籍を読むときに縦方向に回転させて引き寄せて使ったり、映像を見るときと普段使うときとで微調整したりと、色々と要求が増えてきたので、今回より自分に合っていそうなものに買い換えることにした。

MXは耐荷重が2kgほど多いが、LXは耐荷重が少ない一方で可動域がとても広い。自分の利用しているモニターの重量は11.2kgで、LXは耐荷重上限11.3kgだったので、LXで行けるならLXの方が良いということでLXに。

モニター PG348Q 背面

マウントのインターフェースの規格であるVESA規格のうち、LXはMIS-D (75 x 75 mm or 100 x 100 mm) に対応しており、自分のモニターPG348Qは100 x 100 mmのネジ穴を持っているようだったので、問題無く取り付けられた。

MX
LX

MXは1人だと取り付けがかなり大変だったが、LXはその点簡単だった。パーツも簡単に分解できるし、それぞれのパーツも軽いし。その点でも耐荷重が許すなら新規購入者にはLXをお勧めしたい。

クランプ部 仮止め

クランプの部分で机の天板を傷付けないよう、補強用の板も今回追加購入した。怪しい商品だが色が合っていてわりと気に入っている。上の図は仮止めで、見直したら結構ずれてたのでその後位置を修正した。配線用にサンワサプライのケーブルトレーを使っているんだけど、意外と干渉しないので助かった。


LXは取り付けも楽だったし、安価で手に入れられたし、可動域的にもLXにしてかなり使いやすくなった。モニターを自分から見て奥方向に更に移動できるようになり、目とモニターの間の距離をより確保できるようになった。

当初はハーマンミラーのflo モニターアームを検討していたんだけど、当面この重量の34型付近のワイドモニターを使い続けそうなので、耐荷重やコスパ的にもLXがしばらく活躍しそうだ。

Amazonベーシックにも、同じくエルゴトロンがヒューレット・パッカード社に委託製造させているLXに似たモニターアームが売られている。LXの黒色との違いは、つや消し加工がされていないところ、細かい意匠、保証の違いぐらいのものだと思う。現在はLXの価格がわりと下がってきているので、正規品を買うほうが良いかもしれない。