Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔
『Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔』という本を読んだ。
台湾のデジタル担当相のオードリー・タンさんの生い立ちや思想を追った話。こういうものを読むと、途端に英雄待望論を持ち出してしまいそうになる。そういった気持ちは抑え込みつつ、もし自分ならどうするかということを意識的に考えながら読んでいた。これはなかなかに凄まじい生き方だなと思う一方で、一つの平凡な人生の上にある物語なのだなという気持ちも同時に感じられるところが良かった。
この本は前にDiscordでmasaさんに教えてもらって、入浴中気が向いたときに少しずつ読み進めていた。読んでいたら唐突にmiyagawaさんが出てきて面白かった。
市民による政治への参加みたいなコンテキストとはほぼ関係の無い事なのだけど、最近諸事情で農林水産省のウェブサイトを毎日見ていて、良い内容を扱っているから、どうか私にマークアップを改善させてくれという気持ちになっている。最近そういう存在のものに出会うことが多い。
そういえば最近、政府によって運用されているe-Statについて、『統計表における機械判読可能なデータ作成に関する表記方法案』というのが出されていた。2020年11月25日から2020年12月1日までこれについて意見を求めているとのことだったので、素人ながら目を通して回答しておいた。これは河野太郎さんのTwitterでの投稿経由で知った。