あっちこっちふきん
テイジンのあっちこっちふきんを買い替えた。
うちは食事後すぐに食器を洗うようにしていて、洗った食器はこのふきんで拭いた後、元の場所に片付けている。大きな物や複雑な形のものは、拭いた後に少し乾かしてから戻すことが多い。珍しいほうかもしれないが、自分は皿洗い、そして食器拭きという行為が苦ではない方で、更に引越しが多かったりすることもあって自動食洗機は導入していない。
皿洗いが好きなのは、子供の頃から家でよくやっていたり、レストランやホテルなどのアルバイト先や、所謂社会人となってからも職場のキッチンでよくやっていたことが影響しているかもしれない。洗い物をしたり食器を拭いたりしている間に、他愛ない話をしたり、次の予定を考えたりということをやっていて、その一連のフローを何となく好ましく捉えている。
長年食器を拭いてきたけれど、テイジンのあっちこっちふきんは最強のふきんの一つだと考えている。拭くときの引っ掛かりが少なく、水分や油分は取りやすいし、サイズ感も丁度良く、長方形なので掛けて干すときにも重心のバランスが良く、そして耐久力も良い。
このふきんはもともと、2012年に初めて購入した。当時はクックパッドのオフィスで働いていて、昼休みや夕方に料理をつくってはやたらと性能の良い高圧食洗機に皿を洗ってもらって拭いて仕舞うということをやっていたのだけど、オフィスで提供されている食器用のふきんの質がべらぼうに良く、これは自宅にも欲しいということで入社した月に購入した。ふきんに千円はさすがに高すぎるかもしれないけど初任給も入るし良いか、と考えながら注文したことを覚えている。
そして洗濯しながら使い続けて、気付いたら8年も経っていた。まだまだ使えそうな雰囲気があり、頑張ればあと10年ぐらい使えたかもしれないとは思うものの、色がくすんできて見栄えも悪いし、テイジンにお金も払いたいということで、流石に買い換えることにした。