『Broken Reality』をやった
遂に『Broken Reality』をクリアした。短いようでいて、ものすごく長い時間に感じられた。だがやり遂げた。
https://store.steampowered.com/app/757480/Broken_Reality/
あなたは仮想世界にログインし、Likeを集め、いけてるプレイヤーになることを目指す。Likeは、そのへんに落ちているものを拾ったり、人々のお願いを聞いたり、悪質なウィルスをカタナでぶった切ったりすることで手に入る。Likeを沢山持っていると、豪華客船やホテルのVIPルームに入れたりする。
90年代のインターネットを思わせるヴェイパーウェイヴ風の世界で、いいねやアイテムを探して歩き回ることになる。のだけど、世界の構成要素がサイケデリックすぎるのと、ポケモンショックのようなエフェクトも演出としてたまに入ってくるので、1時間ほどプレイするとすぐに画面に酔ってしまうのはつらかった。
最初は画面酔いの体験の悪さからプレイをやめようとしたのだけど、謎解きをやっているとなんとなく、作者が大事にしていそうなところへの愛着が湧いてきて、結局最後までやり遂げてしまった。
どう表現したらいいものか分からないけれど、NINTENDO64やプレイステーション時代のゲームに通ずるものへのオマージュが確かにあって、そこに温かみを感じる作品だった。
個人的にこのゲームからは『バンジョーとカズーイの大冒険』を強く感じた。ヴェイパーウェイヴな世界観に圧倒されてエモみが爆発しているところが目を引きがちな一方で、ゲーム内での探索パートにも幾多のゲームのエッセンスが詰まっていると思う。