Discordでキャプチャボードの映像を配信

キャプチャボードで取り込んだ映像を、OBSのプレビュー画面を通してDiscordで配信する方法について説明する。

シーンを追加

キャプチャボード用の設定をするために、OBSに適当にシーンを用意する。

OBSでは、シーンという単位で入力ソース群を管理する設計になっている。自分の場合は、OBSでゲームを配信するときとポッドキャストを録音するときがあるので、2つシーンを用意して用途に応じて切り替えている。

ソースを追加

用意したシーンに、映像と音声を取り込むべくソースを追加する。

まず映像キャプチャデバイスをソースに追加し、キャプチャボードをデバイスに指定する。キャプチャボードの種類によっては、映像キャプチャデバイスから映像に加えて音声も取得できるので、適当に音声を再生してみて音量ミキサーのところに反応があるようならそれでソースの設定は完了だ。

もし映像キャプチャデバイスから音声が取り込めないようなら、更に音声入力キャプチャをソースとして追加し、同じくキャプチャボードをデバイスに指定する。

音声モニタリングを設定

OBSからキャプチャボードの音声を再生させる。

Discordで映像を配信する場合、選択したウィンドウに紐付くアプリケーションから再生されている音声が、ゲーム音声として認識される。要するに、OBSの画面を配信する場合、OBSから音声が再生されていなければならない。

OBSはキャプチャボードから入力された音声を認識できていても、デフォルトではそれを再生したりはしてくれない。これを再生させるには、音声ミキサーのオーディオの詳細プロパティから、映像キャプチャデバイス (あるいは追加した場合は音声入力キャプチャ) の音声モニタリングの項目を「モニターと出力」に変更する。これで、キャプチャボードから取り込んだ音声がOBSから再生されるようになる。

Discordで配信

OBSでプレビュー画面を表示し、Discordでその画面を選択する。

Discordではウィンドウ単位で配信する画面を選択できる。OBSでは、プレビューを別画面で表示できる機能があるので、これを表示してDiscordで選択する。表示サイズにより画質が落ちたりするので、基本的には全画面プレビューを使うのがおすすめ。

プレイヤーは、基本的にはこのプレビュー画面を見ながらプレイすることになる。オンラインの対戦ゲームなどで遅延が気になる場合は、キャプチャボードのパススルー機能を利用して、別途モニターに映像を出力してそれを見ながらプレイすることになるだろう。しかし、実際のところプレイに影響が出るほどの遅延は感じられないので、自分の場合パススルー機能を使う機会は少なく、せいぜいSplatoonで対抗戦をやるときと、スマブラをやるときぐらいにしかお世話になっていない。音声の遅延についても同様だ。

おわり

これで設定は完了で、Discordで配信できるようになる。

自分は以下の環境で動作を確認した。


この記事の初版は2019年12月に書かれた。DiscordとOBSの変更に合わせて2020年9月に編集された後、2020年12月に再度大きく編集された。