『Dota Auto Chess』をやっている
このゴールデンウィークからオートチェスというゲームをはじめました。オートチェスは麻雀ライクな8人対戦のバトロワで、Dota 2 というゲームの上に MOD としてつくられているゲームです。自分は Dota 2 の起動時間が80時間ぐらいになっていますが、Dota 2 をやったことはありません。オートチェスだけプレイしています。
ラウンド制になっていて、毎ラウンドごとにお金が幾らか配られ、ランダムで店頭に並ぶ駒から好きなものを買っていきます。麻雀では1個だけツモれますが、オートチェスでは所持金と手牌の空きスペースの許す限り幾つでも購入できます。
ゲーム開始時は盤面に1体だけ駒を配置できます。基本的にはラウンドが進むにつれて配置できる数が増えていき、戦闘も派手になっていきます。
駒の購入や配置を行う30秒の準備フェーズが終わると、ランダムで1人選ばれた他のプレイヤーの盤面のコピーと戦闘が始まります。特定のラウンドでは CPU 相手にボス戦を行う場合もあります。
戦闘は自動で行われ、それぞれの駒が AI で勝手に動いて殴り合います。戦闘に負けるとプレイヤーの HP が少し減ります。初期 HP は100で、回復することはなく、HP が 0 になると退場することになります。
基本的にはこの繰り返しでゲームが進んでいき、最後の1人になった時点でゲームが終了します。
駒の種類ごとに、HP、攻撃力、攻撃速度、防御力、スキル、種族、クラス、価格、★ (Lv) などが異なります。種族やクラスにはシナジーがあり、例えばゴブリンという種族が3種類盤面に出ていると発動する効果や、ウォーロックというクラスが3種類出ていると発動する効果などがあります。
また、同じ種類の★1 の駒を盤面に3つ出すと合体して ★2 になり、更に ★2 の駒を3つ出すと合体して★3 になったりします。場に出せる駒の数は決められているため、より強い駒をより強いシナジー効果を満たす形で盤面に配置する必要が出てきます。
そのため、ランダムで店頭に並んだ駒からどういった盤面を組み立てるかというスキルが試されます。店の在庫は対戦しているプレイヤー間で共有されていたり、駒同士の戦いにも相性の問題があるため、他人の盤面を観察しながら盤面を構築していくことも重要に……と書いていると長くなりそうなので、この辺はプレイしながらおいおい覚えていくと良いでしょう。
無料でプレイできるので、興味を持った人は是非遊んでみましょう。MOD として実現されているせいか、少し操作性が悪いところと、それからチュートリアルや説明が一切無いところがネックですが、ハマると楽しいゲームです。
Steam で Dota 2 をインストールして起動すると、アーケードというタブの中に Dota Auto Chess というゲームが入っています。それを選んで、PLAY DOTA AUTO CHESS というボタンをクリックして承認みたいなボタンを何度か押してると、適当にマッチングされて対戦が始まります。
マッチングの実装は結構ガタガタでかなり不安になる感じですが、まあマッチング中に切断されてもしばらく試行しているとプレイできます。最初は操作が分からなかったり、盤面に駒を出す方法が分からなかったり、そもそもゲーム自体の操作性があまり良くなかったりして何もできないまま負けると思うので、YouTube 等で他の人のプレイ動画を少し見てから始めた方が良いかもしれません。
検索するとオートチェスの Wiki が何件か出てくると思うので、そのへんの初心者ガイドに少し目を通してからプレイするのも良いと思います。自分は CPU を相手にして何戦かプレイしたあと、Wiki を一通り読み終えて、それから対人戦に入りました。知り合いがオートチェスをプレイしている場合は、教えてもらいながら始めるのを最もおすすめします。とにかく最初は何も分からないので。