Steam でアイテムを売る
Steam でアイテムを販売するにあたって、モバイルガード周りの仕組みが妙にわかりづらかったので、他人に伝えるために記事としてまとめておくことにした。
Steam のゲームで得たアイテムはマーケットで販売できる
まず念のため説明しておくと、Steam のゲームでは Steam で取引できるアイテムが手に入ることがあり、この手のアイテムは Steam のインベントリに格納される。インベントリに入ったアイテムは、Steam 内のマーケットで自由な価格設定で販売することができる。大抵のアイテムは1円から数十円ぐらいで取引されているが、レアなアイテムは数万円に及んだりもする。売れたお金は Steam 内の通貨として利用でき、他のゲームやアイテムを購入するのに利用できる。
マーケットで手持ちのアイテムを販売するには、Steam アプリや Web サイト上で自分のインベントリからアイテムを選択し、表示される最近の取引相場を見ながら価格を設定し、出品する。
Steam のモバイルアプリで二段階認証したことがあると便利
アイテムを出品しようとすると、通常はマーケットに出品されるまでに15日間待たされてしまうが、7日以上前に Steam のモバイルアプリを利用した二段階認証 (Steam ではこの機能はモバイルガードと呼ばれている) を一度でも使ってログインしたことがあれば、即時出品が可能になる。
モバイルアプリをインストールしてログインしただけでは駄目で、モバイルアプリの二段階認証を利用してログインしたという履歴を残す必要がある。つまり、いま現在 Steam を利用しているというユーザからすると、マーケットに即時出品できるようにするには、以下の手順を踏む必要がある。
- モバイルアプリをインストールする
- モバイルアプリでログインする
- モバイルアプリでモバイルガードを有効化する
- PC アプリでログアウトする
- PC アプリでログインする (このとき二段階認証が求められる)
- 7日間待つ
なお、7日間が経過することなくアイテムを出品しようとすると、モバイル認証を過去7日間利用していないというメッセージが表示され、出品しようとしているアイテムはホールド状態になる。あと数日で解除されるという状態でも、7日間利用していないというメッセージが表示されるので注意。