amakanでRuby 2.3.3を使うようにした
amakanでyarnを使うようにした - ✘╹◡╹✘ に引き続き、些細な改善を加えた。
変更内容
https://amakan.net/ ではこれまで Ruby 2.2.0 を利用していたが、特に 2.2.0 にこだわる理由もなかったので、Ruby 2.3.3 に変更した。
Serverkit
本番環境の構築には Serverkit を使っていて、そのレシピはこういう状態だった。
# web-server-recipe.yml resources: - type: user name: alice - type: recipe path: serverkit/mysql-dependencies.yml - type: recipe path: serverkit/nokogiri-dependencies.yml - type: recipe path: serverkit/ssh.yml - type: recipe path: serverkit/nginx.yml - type: recipe path: serverkit/ruby.yml - type: recipe path: serverkit/node.yml
Ruby のバージョンに関する部分は serverkit/ruby.yml に記述されている。
resources: - type: rbenv\_rbenv user: alice - type: rbenv\_ruby dependencies: true global: true profile\_path: /home/alice/.bashrc user: alice version: 2.2.0 - type: command script: gem install bundler check\_script: bundle --version user: alice
rbenv がなければ入れて、version 2.2.0 の Ruby がなければ入れて、更に bundler がなければ入れる、という内容になっている。これを 2.3.3 に変更して、以下のコマンドを実行すると反映される。
serverkit apply serverkit/web-server-recipe.yml --hosts=amakan-web-server
ちなみにこの場合は、ssh amakan-web-server
でSSH可能な状態に設定しておく必要がある。
2.4.0-preview3
せっかくだから 2.4.0-preview3 を使おうとしたが、以下の理由で、Rails 5 にアップグレードするか新しい 4.x 系の activesupport がリリースされてからにすることにした。
- json 2.x 以降にしなければ ruby 2.4.0 が使えない
- 執筆時点で最新の activesupport 4.x は json 1.x に依存している
雑感
2.3.3 に変更したあと、PumaのCPU使用率が盛り上がりを見せることがあり、なぜか急激にレスポンスタイムが遅くなることがあった (普段の1000倍ぐらい)。キャッシュか何かかと疑ったが、そうだとすれば 2.2.0 に変更したときもそういう問題が起こるはずで、いろいろ考えてみたが理由はわからなかった。こういう調子でこのさき生きていけるのか不安。