特定の発言に反応してRubotyに何かしてもらう
ruboty-alias と ruboty-echo を利用して、Rubotyに対して特定の発言をしたときに何か発言してもらう、という処理を実現します。
ruboty-alias
ruboty-aliasは、特定の発言を別の発言として認識させるためのプラグインです。Rubotyには標準で @ruboty ping
という発言に反応する機能がついています。例えば @ruboty alias ピング -> ping
という風にaliasを登録しておくと、@ruboty ピング
に対しても @ruboty ping
と同様に反応させられます。
$ ruboty
> @ruboty alias ピング -> ping
Registered alias: ピング -> ping
> @ruboty ピング
pong
ruboty-echo
ruboty-echoは、与えたメッセージをそのままオウム返しで発言してもらうためのプラグインです。例えば @ruboty echo foo
と発言すると、Rubotyはこれに対して foo
と発言します。
> @ruboty echo foo
foo
ruboty-alias + ruboty-echo
ruboty-aliasとruboty-echoを組み合わせて、便利なパターンを登録してみましょう。例えばSlackではそのチーム専用の絵文字を登録することができますが、登録された絵文字の一覧を思い出すために、絵文字一覧を表示させるためのパターンを登録してみます。
他にも、便利なリンクを覚えておくとか、
GitHubにPull Requestをつくるためのコマンドのaliasを登録することもできます。このコマンドを利用したデプロイ方法については、チャット経由でデプロイする - Qiita で詳しく説明しています。
おわり
以上です。他のプラグインと組み合わせて使ったり、人間により便利なインターフェースを提供するためのラッパーとして使ったりできると思うので、いろいろ試してみてください。