リモートワークの地味な知見

華やかなところはまあググれば出てくるんで、地味なところに触れる。

日報にまとめておく

リモートワーク中は、毎朝10:10 - 10:20の間、Google+ ハングアウトのビデオ通話を利用して進捗・問題共有しているんだけど、慣れてないと共有過多で時間が長くなりがち。8人居て、1人5分とかになると重い。いま取り組んでいる実装の話とかを始めてしまったり、あと会議参加者に対して「これどうですかね?」と質問する内容が含まれていたりすると、特に時間が長くなりがち。この辺は、事前にQiita:Teamの日報に前日やったことや翌日やることをまとめておいて、詳しくは日報に書いたんで見てくれという風に改善されたりした。日報、リモートワークで特に役に立つ。では日報を書いておけばミーティングは不要になるのではないかという話になるかもしれないが、この先は君の目で確かめてくれ。

情報の倍率を変えられるようにしておく

分量的に全員が全員の日報を読めるという訳では無いので、一次情報は日報に残しつつも、大事なところを週報にまとめるとか、進捗確認用途に数字だけ出してリンクを貼っておくとか、詳細を知る必要が無い人向けに工夫する必要がある。拡大しても縮小しても、ぼやけず、最適な粒度で情報が見られるようにしたい。

非同期に伝える

発言を非同期に進められるように伝える、つまり相手の反応を待たずとも進められるように文章を構築して伝える、というのが大事だと思う。コードレビューとかでも非同期に進められるように伝えるのは大事で、「ここXですか?」とだけ書くより、「ここもしXだったらこうだし、Yだったらこうなんで、まあよろしく頼む」って書くほうが捗りやすい。相手がすぐに反応してくれるか分からないし、且つまだ反応していない場合に第三者が「これは反応されていないんだけど大丈夫なんだろうか?」という不安を抱いてしまうかもしれないので、非同期に進められるようにコミュニケーションしておいた方が便利なことが多い。

確実にインターネットを得る

喫茶店のインターネットに頼って移動するとかでは心許ないので、より確実にインターネットにアクセスできる手段があった方が良い。例えばUQ WiMAXを定価で契約すると、2年契約で月3700円 + 端末無料 + 2年間は帯域制限無し + Wi2 Premiumとかの公衆無線LANが利用可能という感じの相場。インターネットがそこそこ安定するおかげで月3700円ぐらいの価値が追加で生み出せそうな人は利用すると良さそう。代理店を使うかどうかは、契約開始/解除時や故障時の処理の早さ、抱合せ商品やタイムセールとの兼ね合い、現在利用している携帯用回線や固定回線との関係性、公衆無線LANサービスのカバー率などで決めると良いと思う。

働きすぎない

リモートワークだと「そろそろ帰りますね」「お疲れ様〜」みたいなやりとりが無くなって境界線が曖昧になり、働きすぎになりがち。特に朝は毎日同じ時間にビデオ通話をしているけれど、夜は特にイベントが無いのでそうなりがちかもしれない。仕事以外に特にやることが無いみたいな状態だと特にその傾向が顕著なので、自分の場合は仕事以外にも1つ以上は趣味で何か作るものを常に持っておくようにしてる。「今日もう8時間ぐらい働いたし趣味プロジェクトのほうさっさと進めたいので今日の仕事はここまでにするか〜〜」という気になる。あと、日報を書く時間を決めておいたりすると区切りがあって良いと思う。

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在宅勤務始めました で言及されてたのでリンク貼っときます。相互リンクっぽくて趣がある。